ギャラリーフェイク Part 1

多分、日本国内初公開:COHIBA ESPLENDIDOS本物と贋作を写真で見比べる

       

今回、私が当たったものは葉巻そのものの質が悪かったので容疑が濃厚になりました。そして、細かい部分を真作と比較してはじめて贋作であることが判明しました。また、極めて精巧な贋作は葉巻をも含めて真作の品質を上回ることもあるそうです(笑)つまり、品質が良すぎても疑われるとは不思議なことです。

box width.JPG (7000 バイト)

右上の写真は上が贋作で下が真作。また下の写真は左側が贋作、右側が真作です。

       

箱の大きさ

fake - box.JPG (6217 バイト) 上の写真からも、贋作は真作よりも幅が少し狭いことが分かります。これは真作と比較して初めて気付く点です。
また、贋作は箱の側面に押されている焼印の輪郭がボケていることが多いと言われておりますが、この贋作の場合は真作と比べても遜色ない出来上がりになっています。
real - box.JPG (6344 バイト)

       

封印の印刷品質と添付位置

fake - habanos.JPG (8379 バイト) ESPLENDIDOSはキューバ煙草公社のステッカーと政府承認証(保証書)で封印されています。それぞれの色見や印刷品質の良し悪しもチェックポイントのひとつ。しかし、この贋作は非常に良く出来ており、色見や印刷品質での判断は付きかねました。貼られている位置が逆ですが、製品によっては贋作と同じ位置に貼られているものあるので難しいです。

real - habanos.JPG (8856 バイト)

       

焼 印

fake - logo.JPG (5882 バイト) 明らかに異なっていることが分かります。贋作の輪郭がボケており、かつ、横顔の影絵も贋作のほうがふっくらとしています。 real - logo.JPG (6065 バイト)

       

蓋裏のラベル

fake - label.JPG (8391 バイト) ラベルの輪郭が異なっています。また贋作の黄色いベタの部分が色褪せていますし、かつ、格子模様の線の幅が細くなっています。そして横顔の影絵と焼印は同一の型から起こされていることも分かります。 real - label.JPG (9907 バイト)

       

箱裏のスタンプ

fake - stamps.JPG (10088 バイト) 贋作の輪郭がボケているようにも見えますが、ただ単に押し方が悪かったと言われれば、そうかなと思ってしまいます。また、工場名と製造年月を示すスタンプは年代や工場によって形状が異なるようですので、真偽の決め手にするの有力な材料とは言えません。

(画像は拡大して、ご覧になれます。)
real - stamps.JPG (10232 バイト)

       

リング

fake - rings.JPG (13568 バイト) 贋作の上2本はオレンジの色が強いことが分かります。また、格子模様がズレていたり歪んでいます。しかし、1998年製造のものにはリングの印刷品質の悪いものがあるため、これだけを見て真偽の決め手とすることは難しいと思います。 real - rings.JPG (13415 バイト)

       

参照サイト

明らかにこれは?というものもあるようですが、今回の事例のように様々な角度から検討しないことには真偽の判断のつかないものも存在しており、そのために海外では贋作について様々な報告や研究(?)が進められております。例えばCigar AficionadoではギャラリーフェイクならぬThe Counterfeit Galleryというコーナーでこれまでに報告されたものを展示しています。

       

ギャラリーフェイク Part 2