実用:葉巻作法総論付録

葉巻帯収集(シガー・バンド・コレクション)

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葉巻帯

葉巻には銘柄を示す帯(BAND)が巻かれています。和蘭(オランダ)人グスターフ・ボック(Gustave Bock)氏が葉巻の銘柄を表示(および葉巻の緩み防止)のために発明したと言われております。以来、各銘柄がそれぞれに人目を惹くため箱の外観やラベルの図案に注いだ量と同じかそれ以上の情熱をわずか2インチ前後長さの紙切れに

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注いだことは想像に難くありません。かくして、現在に至るまで数多くの名品や迷品が登場することになりました。

葉巻の記録簿

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そして、葉巻愛好家の中には葉巻そのもののみならず、わずか1インチ足らずの幅の紙切れを収集して止まない人たちが大勢いるようです......ご想像の通り、欧米ではオークションで取り引きされる商品のひとつのようです。そのためか、葉巻の帯のみ集めた写真集や書籍、収集した帯を飾るための専用の額まで売られています。また、葉巻の帯だけでなく味などの感想を残すためのCIGAR DOSSIERと呼ばれる葉巻の記録簿(写真)もあるようです。

私も初めて試した銘柄の帯はできるだけ残すようにしております。中でも印象的な帯としては、まず、お気に入りの葉巻達で紹介したPartagas Serie "D" #4の帯が上がります。

日本的祝い事を象徴するかのような「金赤」の地に「金」で文字が印刷されるという、実に絢爛豪華な仕上がりです。COHIBAの場合には幾何学的というか60年代キューバ風デザインとでも呼ぶべきなのか、他の銘柄と全く異なったコンセプトであることが一目瞭然です。また、葉巻の形と帯のデザインがミスマッチなCUPID等、楽しいものも沢山あります。
また、家族や友人との食事の後で葉巻を喫う機会があった場合などは、その記念になるような、例えば飲んだワインのラベルや撮った写真などと一緒に喫った葉巻の帯を閉じるようにしています。そうすることでその葉巻は非常に思い出深い1本となることでしょう。