葉巻な話

      

恩賜葉巻

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Photo: Buehler

少し前にTokyo Cigar InfoのBBSで話題になった葉巻である。サイズは5 1/2インチ、リングゲージ42、典型的なコロナ・サイズであるが、某氏をして「柏餅の柏の色」と言わしめたラッパーの色に特徴がある。また、角張った形状から25本入り化粧箱に詰められているのではないかと推察される。私はこれを同BBSのメンバーの一人から入手した。氏は某オークション・サイトの「警察関連」コーナーで発見したということである。そして、この葉巻は「宮内庁御用達の宝石職人に下賜されたもの」らしい......また、同じものを外交関係者から入手した人が身近に居ることも分かった。

恩賜煙草というのは聞いたことがあったが、恩賜葉巻は初めてである。一説によると30年以上前はキューバ産のラ・コロナが宮内庁御用達の銘柄だったらしい。BBS上ではCorona=冠であるから皇室に相応しいとの判断があったのでは、などの意見も披露された。
今も宮中晩餐会などの儀礼行事で使用されているとのことである。そして、現在はJTが製造をしているらしい。ラッパーの色がJTのアルカディアという銘柄に似ているという指摘もある。何でもJTの東京の工場に専任のローラーが1名とか、いやいや2名いるとかいないとか。菊の御紋もこの20年〜30年の間に一度変更されたそうで−25年程前はいわゆる菊の御紋で、20年程前に「茎の付いた菊」に変わった。そして、現在は元の菊に戻っている−ということのようだ...... などなど謎めいたエピソードの尽きない葉巻のひとつである。(07/20/00)
追記:7月12日に六本木ル・コネスールにおいて開催された片燃え友の会のプティ・オフ会において、この葉巻がテイスティングされたことを付け加えておく......味に付いて云々するのは不敬というものである。

葉倶楽部