今週の葉巻

1994 Humidor

何と言う幸運!こんなに美しくも素晴らしいヒュミドールが手に入るとは!!

葉巻の状態やヒュミドール本体の保存状態が良好であることは言うまでもなく、色やデザインも美しい。さらに、オリジナルの外箱まで付いているのである。惜しむらくはカギの錆び......何はともあれオリジナルであるということを感謝すべきだろう。 

小型であるが、バール・ウッド製であり、どことなくアール・デコを連想させる存在感のあるデザインである。昔、似たような感じのバー・キャビネットか何かを何処かのアンティーク・ショップで見たような気がする。 

裏には通し番号が打たれており、2枚のメモにはヒュミドールや葉巻の素性についての記述がある。

そして、50本入りの葉巻の規格はCorona Gordaであり、5 5/8インチ、リング・ゲージ46、特製のバンドが巻かれている。 

また、葉巻が詰められた内箱を持ち上げると、底に保湿のためのスポンジが置かれていることが見て取れる。

さて、観念的な付加価値−−−製造年度や意味合いなどにおいては1492の知名度の方が上に感じなくもないが、現物を見比べると1994の方が重厚に思えるあたり、一度手に入れると手放したくなくなるということに、オークションに出る数量が少ない理由のひとつがあるのかも知れない。 

これはカナダの葉巻愛好家がヨーロッパのディーラーに持ち込んだものを横からかっさらうようにして手に入れたものである(笑)その葉巻愛好家にどんな事情があったのかは想像外である。

そして、試しにダメもとで値切ってみたところ、かなり価格が下がったということに驚き、そして、相手の足元を見たようで、そのことが少々悔やまれる。自分が価値を見出したものは、相手の言い値で買うべきであり、値切るべきではないのかも知れない。むしろ、自分の持てるだけのものを対価として支払うのが理想であろう......残念ながら、そこまでの余裕はないのだが,,,,,,(09/14/00)

葉倶楽部