2006年10月15日

Nikon Mikron

ひょんなことから、仕事絡みで双眼鏡を手にすることに。
数年前、小型船舶操縦士の免許を取得した頃にオトモダチに上手くノセられてSTEINER社の防水型双眼鏡を手に入れたことがありますが、このところは年に2回、箱根駅伝と花火大会以外に出番がありませんでした。

Nikon Mikron

そして、今回は劇場でも使える双眼鏡ということで、最初はオペラ・グラスと思っていたところ、最終的にこのレトロな雰囲気の超小型双眼鏡をピックアップすることになりました。
ニコンは日本光學の名称で1917(大正6)年に双眼鏡の製造を始めたのだそうです。そして、1921(大正10)年に双眼鏡の商標「MIKRON(ミクロン)」が誕生、同時に超小型双眼鏡「MIKRON 4×/ 6×」の製造販売を開始しました。このユニークなデザインの超小型双眼鏡は設計変更と改良を加えられながら第二次世界大戦も乗り越えて1974(昭和49)年まで販売されていました。

ニコンの製品年表「アイウェア、望遠鏡、測量機」

そして、創業80年目を迎えたニコンは1997年に昔のデザインそのままに超小型双眼鏡MIKRONを復活させました。その翌年には(戦前に販売されていた)黒塗りのモデルが発売されました。復活されたMIKRONの仕様は6×15のCF(注)、黒塗りMIKRONの仕様は7×15のCFとなっています。
その後、2000年には「お約束のミレニアム」のゴールドのモデル、2001年にはシャンパン・ロゼのモデルが限定数量販売されているようです。
印象としては光学機器専門店の取り扱いという印象を持っていたのですが、ヨドバシカメラとかビックカメラなどの量販店でも展示用機材が置かれているようです......考えてみればヨドバシカメラもビックカメラもその名の通りカメラ屋さんだった訳ですから置かれているのが当たり前と言えば当たり前ですね(苦笑)

注)CFはセンター・フォーカスの略、焦点調節を中央の転輪で行う方式で素早いピント合わせが可能。この他には左右の接眼レンズ部分のリングを操作してピント合わせを別々に行うIF(インディビジュアル・フォーカス)方式があり、こちらは気密性を高く作れるために主に防水型の双眼鏡に採用されている。

*写真および情報の提供は元デザイナーで現在は何をやっているのか良く分からないA氏

投稿者 Matchplay : 2006年10月15日 00:00 | トラックバック
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