2004年02月08日

葉巻とチョコレートの不思議な関係

cacao.gif現在の仕事柄、製菓材料の勉強をしています。取り扱い製品でチョコレートは主流となるので色々と調べていると葉巻との共通点が多いのに気がつきました。チョコレートの主な成分にカカオがありますが、この植物の由来と製造方法が葉巻と似通っています。
カカオはコロンブスの新大陸発見の航海後スペインにもたらされました。しかしその当時スペイン人はあまりカカオに興味を持たず、その後何十年後にカカオは飲み物で効用に優れていること、硬貨としての価値があることが分かり、スペインの特級階級に広がったそうです。当時は現在の固形チョコレートではなく、カカオにナッツ、バニラ、砂糖等を加え飲み物として食されたそうです。
葉巻もコロンブスの大陸発見時に先住民が吸っていた葉をスペインに持ち帰り、徐々にヨーロッパに伝わったと言われています。そのとき先住民たちは吸っている葉のことを「コヒーバ」と呼んでいたそうです。

カカオ豆は主に赤道直下の地域で栽培され高温多湿が好まれるそうです。葉巻のたばこも基本的に同じような環境で栽培されます。チョコレートの原料として使われるカカオは実の中にある種子です。これを取り出し、発酵させます。このときバナナの葉に包んだり、木箱に入れたりするそうです。発酵後乾燥させ、各地へ出荷させます。葉巻はたばこの葉を収穫後、専用の小屋で乾燥させ、その後、木の葉に包み発酵させます。その後工場に運ばれ葉巻となります。
今、考えてみるとシガーバーと言われるところでよく突き出しでチョコレートが出されるし、有名チョコレートメイカーから葉巻型のチョコレートも出ています。これは意識的なものでしょうか、それとも無意識につながったものなのでしょうか。500年前からの葉巻とチョコレートの不思議なつながりを考えながら今夜も葉巻を燻らせています。
(参考資料:日本チョコレート・ココア協会より)

投稿者 BIB : 2004年02月08日 23:49 | トラックバック
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