キューバ〜謎のVitolaを求めて:前編〜本当にGORDITOSなのか?

きっかけは、帽倶楽部メンバーのひとり、Cusano氏の投稿でした......

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humidor1■3158 / 1階層)  135th Anniversary of the Foundation of the Pinar Del Rio City

□投稿者/ Cusano @ 付き人(66回)-(2003/08/09(Sat) 17:48:31)

今年(03年)発表された、「ピナール・デル・リオ市創設135周年記念ヒュミドール」にはVeguerosの
  Especiales No.1
  Especiales No.2
  Marevas
  Seoane
  新しいVitola(141×49R)
の5種類の葉巻が入っております。

そしてヒュミドールのふたの裏にはヴェルタ・アバホの最も良きタバコ栽培者5人、
  Arejandro Robaina氏
  Rogelio Ortuzar氏
  Francisco Milian(Pancho Cuba)氏
  Antonio Leon(Chiquitico Vazquez)氏
  Salvador Carvajal氏
の直筆サインが書かれております。(大変だったろうなぁ・・・)。

この中のレギュラーには無い、新しいVitolaの葉巻を喫いました。

前半:グリーンのフレッシュなイメージ。若い分、口腔にタニックさを感じる。
   しかし2〜3cm吸い進むとオイリーで滑らかな吸い口。美味です。

中盤:グリーンのスパイス感が清涼さを醸し出す。そして丸くウッディな香ばしさ。
   吸い口に口径どおり、いやいや、それ以上の広がりを感じます。
   オイリーさも手伝ってか、濃さとしては中〜軽量級なのにクリミーさを感じる。
   なんだか素晴らしい出来だなぁ。

終盤:清涼感は残るもグリーン感じは無くなる。ハバナ葉の甘さ。
   最後までライトボディ。
   ・・・と、感じていたら、アロマがどんどん薄くなりガス欠。
   一番最後はタニックさと、若いシガーのえぐみ・・・とほほほ。

終盤の頭までは、Veguerosの中では一番!と感じていました。
トータルで前項のCampanasと五分五分かな。
しかし皆様にお勧めしたい一本。
私はヒュミに入っている、他のレギュラーのVitolaも吸いたくなりました。

ガス欠前までは最高の1本!!熟成に期待!/Cusano

P.S ヒュミドールの写真は非商業系のサイトでは発見出来ませんでした。残念。
   標題で検索してみて下さい。
   今度、都内某所で撮影してきます。

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この記事が投稿された直後、
「この新しいVitola(141×49R)の正式な名称は何というのか?」という議論が水面下、帽倶楽部内で始まりました。

この新しいVitola、財務省にはGorditos、ゴルディートとして登録申請が出されたようです。なぜなら、それは正式なインヴォイスにそう書かれていたからであり、インヴォイスに記載されている以上はGorditosとして登録申請せざるを得ない事情があったのだと思われます。そして、あるサイトにはゴルディードやGordidoと書かれていました......それはさておき、この新しいVitolaはGorditosとは微妙にサイズが異なります。Gorditosのリングゲージは50であるからです。

そして、別のサイトにはCepo(new size never used for Habanos: ring gauge of 49 and 141 cm lengh)との紹介がありました。しかし、Cepoは「葉巻のサイズ(リングゲージ)」ということを表す単語であるために、この説明は意味をなさないように思いました。

そこで考えられるのは、
1.本当はGorditosなのだが、出来上がった葉巻のサイズを測ったところ製造誤差によりサイズが微妙に異なっていた。しかし、発表の際には規格値ではなく、実測値を誤差のあるまま発表した。
2.新しいVitolaの正式名称が決まる前に、Gorditosに近いサイズであったために、いつの間にかGorditosとして取り扱われることになった。
ということでした。

しかし、いずれも推測の域を出ていないことは言うまでもなく、その上に正式名称が何であるかという答えには遠いばかりでした。

果たしてこの新しいVitolaがGorditosかどうか、そういうことは、この葉巻が持つ個性とか本来の味とかとは直接関係ない、と言えばそれまでです。しかしながら、この
帽倶楽部内での議論は、実際に輸入に携わっている武器商人氏に漏れ伝わり、氏を大いに悩ますことになりました。

そして、元来生真面目な人柄である武器商人氏は、
帽倶楽部のメンバーからのプレッシャーに耐えかねたかのように、追い立てられるかのようにして新しいVitolaの名前を発見する旅に立つことになったのです......

後編へ続く、乞うご期待!

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訂正とお詫び:当初Goldidoと紹介しておりましたが、これは誤りでした。正しくはGorditoでした。ここに訂正してお詫び申し上げます。
更に訂正とお詫び:恥の上塗りで恐縮です。VITOLA DE GARELAでは、GolditoではなくGorditosであるとのご指摘を受けました。ここに再訂正し、改めてお詫び申し上げます。
余談ですが外国語の名称をカタカナ表記するのも非常に難しいと思います......


Last Update : 2003/09/18